Sailing in the Blue Ocean

日常生活での工夫とか気づいたことなどの雑記帳。

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休息をしながら仕事をするということ

私にかぎったことではないでしょうが、「眼が疲れる・肩がこる・頭がぼーっとする」という疲労の症状はいつでも悩ましい問題です。

なぜか左肩がこる⇒左肩が痛くなる⇒頭が重くて気分が悪い

というような順番で疲労がたまってくるので、なんとかリフレッシュできないものかと思っています。

最近読んだ本の中からなかなか良いと思えるものがあったので紹介します。

 

新装版 カーネギー人生論

新装版 カーネギー人生論

 

デール・カーネギーはこの中で「疲れの原因とその対策」について触れています。

・精神的作業だけでは人間は疲れない。

・我々を悩ます疲労の大部分は精神的原因からきている。 

・私たちは、自分の感情が身体の中で生み出した精神的緊張のために疲労する。

・悩み、緊張、感情の混乱が疲労の三大原因

・自分自身で神経性の緊張・筋肉の緊張を生み出している。

・仕事をしながら休息する術を覚えることが大事。

つまり身体の緊張状態が良くないと述べています。

 

例えば

・(目をとじて) 目と顔の筋肉を休めることを意識する。「休め、休め」と言い聞かせてみることも有効。

・もし目の筋肉を完全にリラックスさせることができたら、人間はあらゆる悩みを忘れる。

・くつろぎの状態=あらゆる緊張や努力が消え去ること。

・いつもリラックスしていること。猫のようにリラックスする方法を覚える。

・できるだけ楽な姿勢で働くこと。

・「私はこの仕事と関係のない筋肉をつかっていないだろうか?」と自問する。

などです。リラックスする習慣というのはすぐに忘れ去ってしまいがちですが、定期的に自問することで維持することが大事なようです。

 

さらには

「私は仕事の成果を測るのに、一日の終わりにどれだけ疲れているかではなく、どれだけ疲れていないかを基準にする。一日の終わりにひどく疲れを感じたり、イライラして神経が疲れているなと感じるときは、量的にも質的にも仕事の効果の上がらなかった日であったことを知る」。

とまでかかれています。この文は印象的でとても説得力があります。

本当に充実した仕事ができた一日はすがすがしくて、ほとんど疲労を感じていないですし、疲れてヘトヘトになった日は、得てして我慢・緊張・ストレスの結果疲れているだけで、仕事のパフォーマンスが良かったからではないと思います。

 

しかし、この文章を書いているうちに左の肩がこってきました、、、

常々休息を意識しつつ働くということを習慣化するには時間がかかりそうです。

 

それでは。

 

 

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