Sailing in the Blue Ocean

日常生活での工夫とか気づいたことなどの雑記帳。

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机上台をDIYしてスタンディングデスク環境を構築した

こんにちは。

 

今回は、スタンディングデスクの自作です。

 

といっても完全なデスクではなく、机上台を作成してスタンディングデスク環境にしてみました。

 

現在のデスク環境をかえるとなると、配線を考慮した設置スペース・高さ・天板のサイズ・棚を組み込むか、など作る前に決めておくことが多いので、二の足を踏む人も多いかもしれません。

 

机上台なら材料が少なくて安価、作成が簡単、軽くてサイズも小さい、移動や処分も簡単、ということでおすすめ。

 

またDIYなら完全に自分の好みのサイズに作成できるのが大きなメリットといえます。(私のような素人でもなんとかなります)

 

今回DIYで作り上げた環境です。

 

実はこれは机ではなくて、ロフトベッドなんですが、ベッド上のスペースをスタンディングデスクとして使うことにしました。

(レオパレスの部屋を見たことがある方なら雰囲気がわかると思います)

下にステッパーをおいてステップしながら作業できる高さになっています。

(床~机上台の高さが 121.5cmくらい)

 

机上台は幅を70cmにしたのでキーボード (だいたい45cm幅)とマウスを置いて余裕あり。体重かけても大丈夫なくらい強度はしっかりしています。

高さは14cmの台を2つ重ねることで28cmになってます。

ついでにモニター台も同じ幅・同じ高さで作成してます。

キーボードの下には物が置けるように2段になっていますが、モニター台のほうは置けなくてもいいと思ったので1段にしました。 

 

作成手順

・1 × 4 (6F) を5本、2 × 4 (6F) を1本用意 ・・・1600円くらい

・木工用ボンドを用意

ボンド 木工用速乾 500g(ボトル) #40007

ボンド 木工用速乾 500g(ボトル) #40007

 

・木材をのこぎりで切断(ソーガイド使用してのこぎりで切る or 丸のこを使用・ホームセンターでカットしてもらうのもあり)

 

1 × 4 を70cm長で9本 (左側) 切り出したものと、27cm長で切り出したものを6本 (右側) です。

これらを木工用ボンドで接着していきます。

27cmの材を両端に縦方向に並べて、70cmの材を3本横方向に並べてます。

1 × 4材は多少のねじれがあるため、すきまができることが多くあります。そのままだとガタついたり不安定になるので、隙間の部分にはボンドを多く塗ることで安定させます。

 

ある程度乾いたら、脚をつけます。

2 × 4 を10cmの長さで8本 (キーボード台の脚) 切って接着したところです。

こちらはモニター台。24cmの脚を4本接着しました。

 

2 × 4 材は自立するので、あらかじめ天板の部分を載せてみて隙間が大きくなりそうなところにボンドをたっぷり塗っておきます。隙間のないところにボンドを多く塗るとはみ出してきてもったいないので隙間になりそうなところだけで大丈夫。

それでも隙間が大きいところには、あとからボンドを流し込んで補強しておきました。

 

モニター台はこれで完成。キーボード台は重ねて脚の部分をボンドで接着して完成です。

最初は14cmの高さの二つを重ねるだけでよいかと思っていましたが、単に乗せるだけだとガタガタするので、やはりボンドで固定しました。

 

完成後の反省点

それまで適当な箱をかさねて台にしていたので、作業環境がとても快適になりました。

しかし、反省点もあります。

天板が完全にフラットではないので、そのままではマウスを使いにくいということ。

この部分は見たところ平らに見えますが、3枚の板を並べているので完全に平らではありません。このままではマウスを動かすたびにガタガタするので、

MDFの板(マウスパッドの代替)を敷いてみました。

しかし、手前の部分が浮いているため、マウスを動かすとMDFがシーソーのようにがたつきます。

隙間を埋めるようにボンドで貼り付けてしまってもいいのでしょうが、美観を損なうのと後戻りできないので、とりあえず奥のほうに紙をはさんでがたつきをなくしました。(見た目は不細工ですが快適に使えます)

 

天板をカンナがけするとかパテで埋めるとか、もうひと手間かけることで改善できるとは思います。また天板の材料として集成材やMDFなどの平らなものを使用しても良かったかもしれません。

個人的にはSPFの 1 × 4 / 2 × 4 を無塗装で使うのが気に入っているのでしばらくこのまま使うつもりです。

 

この机上台のメリット

・なんといっても真似するのが簡単。

・最低限必要なものは木材と木工用ボンドのみ(ホームセンターのカットサービスを利用すれば特殊な道具は不要)

・丈夫で安定感がある

・安い

今回作成したものは、70 × 27 × 28 cm (幅・奥行・高さ) の机上台2つ。

同じような市販品を探したのですが、 ↓このあたりを並べたり重ねたりすることで近いサイズはだせそうです。が、一つが1700円とか3200円くらいの値段なのでDIYよりは高くつきそうです。

リヒトラブ 机上台 TEFFA  ハイタイプ A7331-0 白

リヒトラブ 机上台 TEFFA ハイタイプ A7331-0 白

 
リヒトラブ 机上台 幅590mm トールタイプ 白 A7336-0

リヒトラブ 机上台 幅590mm トールタイプ 白 A7336-0

 

既製品で高さ調節できるものが安価で入手できればそれに越したことはないと思います。

 

少し高いですが、既製品の昇降台も良さそう。

それぞれ6万円・3万円・1.5万円という感じ。 

プリンター台なんかもいいかと思ったのですが、強度が弱くてたわんだりぐらついたりするので使い勝手は今ひとつかも。

 

スタンディングデスクは、その人の身長とか体型によって最適なサイズが変わってくると思うので難しいですね。またステッパーに乗って使うのか普通に立って使うのかによっても高さが(17-20cm程度)違ってくるので、最初に箱とか雑誌とかを積み上げて自分にとってちょうどよい作業環境をシュミレーションしておくのがおすすめです。

 

いずれは、電動昇降式のデスクが欲しいところです。

 

それでは。 

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