Sailing in the Blue Ocean

日常生活での工夫とか気づいたことなどの雑記帳。

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炭酸水を小分けにして保存すると炭酸が抜けにくい。

こんにちは。

 

以前はコーラを結構飲んでいたのですが、40代になってから健康のことが気になり始め、飲むのを我慢しています。

 

そんなわけで、コーラの代わりに糖分のはいっていない炭酸水を飲むことが増えました。

 

今回もコーラで実験したのと同じように「ヘンリーの法則※」を基にして小分け保存をやってみました。

 

 

 

※ 温度が一定のとき、一定量の液体に溶解する気体の量は、その圧力(混合気体では分圧)に比例する。

(・・・分圧が高いと炭酸は多く溶解できるが、分圧が低くなると炭酸は溶解できなくなり抜けてしまう。空気は炭酸ガスの分圧が低いのでボトルにはなるべく入れない方が良い)

 

簡単に説明すると「ペットボトルを水で満たして空気を少なくしておくと炭酸が抜けにくいよ」 という話です。 

 

実験開始です

さて、500mlの炭酸水とお茶の空容器 (280ml) を用意。炭酸水は新品の状態でだいたい8割ほどが液体で2割くらいが気体のスペースになっています。

この2割の部分は、二酸化炭素分子がぎっしり詰まっているはずです。

 

炭酸水を開封して空き容器へ注ぎます。

ほとんど泡立つことなく注ぎきることができました。

 

そしてキャップをして冷蔵庫へ入れます。

お茶の容器の9割ほどが炭酸水で満たされています。

 

小分けして保存した結果

そして5日ほど経過・・・

冷蔵庫から出してみると、なんとペットボトルのラベルが点線に沿って破れています。

ラベルを外してみるとボトルがパンパンに張ってます。炭酸の圧力で膨らんでいる証拠。

最初に注いだときはもっと空気の部分が少なかったです(9割くらいが液体)が、空気の部分が増えています(8割くらいが液体)

強炭酸なので炭酸の分圧が高いということでしょうか。

開封してプシュっと音がします。

コップに注いでみたところ、炭酸シュワシュワのフレッシュ感が保たれています。

飲むと顔面にパチパチはじけて飲みにくいくらいでした。

 

そう、

・炭酸水はコップよりボトルのまま飲んだほうが飲みやすい(たぶん炭酸も長持ちしそう)。

ということを実感しました。

 

結論

「炭酸水も小分け保存するとシュワシュワが長持ちする。 」

 

だいたい結論は予想通りだったのですが、圧力の関係で炭酸飲料は炭酸飲料の容器に入れた方がより安定感があると思います。おそらくペットボトルよりビンのほうが変形しにくくて強度があるので炭酸飲料には適しているかと。

 

容器をPET⇒ビンにしてみる 

処分がこまるのであまりビンを買うことはないのですが、スーパーでペリエの瓶入りを買ってきました。このビンの容量は330mlです。

ペリエはじめて飲んだのですが、炭酸はそれほど強くない感じでした。全部飲んで空き瓶を用意。

瓶は多少のことでは変形しないでしょうから、強炭酸を注ぎ込んでやります。

9割ほど満たしてフタを締めて、こちらも冷蔵庫へ。

 

そして2日後、、、

冷蔵庫からとりだしたところですが、ビンの外観は変わっていません。

そしてコップに注いで見たところ、ばっちり炭酸が残っていました。

理論上は多少炭酸が抜けているはずですが、これは新品の炭酸水と比較しても全くわからないレベル(個人の感想です)。

 

炭酸水で満たしてほとんど空気が残っていない状態にしておくと、次にキャップを開けたときにあまりプシューという音がしません。これは炭酸が抜けているためではないので大丈夫だというのは付け加えておきます。

 

応用編(低コストでお得にしたい)

この手法を使って、今回の実験のように500mlの炭酸水を330mlのビンに入れて、残りはそのまま飲む。飲みきったら次は残りの330mlを飲む。というような使い方ができるので、一気にたくさん飲むことができない炭酸水の使い方としては良さげです。

 

しかし、炭酸水はそれほど高い値段ではないものの毎日飲む場合にはなるべくコストを抑えたいところです。

 

amazonだと500ml × 24本 の炭酸水が1本あたり70円前後。 

 

今回使用した伊賀の天然水強炭酸水は1L入りもあります。

[Amazon限定ブランド] SHINE LIFE 伊賀の天然水 強炭酸水 1L×12本

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1L × 12本入りで ¥1430 (1本あたり119円) なので500ml あたりで考えると60円前後なのでこのあたりが一番お得。

 

先ほどのペリエのビンなら330ml × 3本 ≒1Lなので3つに小分けして冷蔵庫に入れておくと気軽に飲めていいですね。

 

ただ、ディスカウントショップやイオンのトップバリュブランドを探すと500ml入りで1本60円前後で売られていることもありますので、状況によっては必ずしもネット購入がベストではないかも。 

 

コスパの良い大容量を探しましたが、コーラのような2Lサイズは見つけられませんでした。

調べをすすめてみると、ローソンストアで1.5Lの炭酸水が税抜き100円で売っているのを見つけました。

108円として計算すると、500ml あたり36円とかなりのコストパフォーマンス。

さっそく近所のローソンを周ってみましたが、置いてなくて手に入れることができませんでした。

あとから知ったのですが、ローソンとローソンストア100というのは異なる店舗なのですね。

田舎だから仕方ないですが、うちの近所にはローソンストアがありません。

大容量の炭酸水は諦めることにします。

 

どちらにせよ、冷蔵庫のスペースや容器の処分を考えると 500ml くらいが自分にはちょうどなのかなと思うようにしました(近所にローソンストアがあるひとがうらやましいけど)。 

 

季節によっても飲む量は変わってくるので、夏は1L入りを買ってローコストに小分けしながら飲む。冬は500ml入りを買っておいて少しずつ飲む。というような使い分けもありだと思います。

 

それでは。

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